外壁塗装をDIYで
外壁塗装をDIYで
一軒家に住んでいる人の場合では、多くの住宅で外壁塗装を定期的に行うことが必要ではないでしょうか。一般的には専門会社に依頼をして、足場を組んだ上で施工してもらう方法になりますが、DIYで安く済ませようと考えている方も増加傾向にあります。外壁塗装を自ら行うことも決して不可能ではありません。その方法については、まずは足場を確保することが重要です。一般的なプロが使うようなものは高額になってしまうので、2階部分まで届く梯子や脚立などを事前に購入する必要があります。
塗装はローラーを用いて一気に高い位置から塗り広げることが基本になり、徐々に下の方まで塗る方法が一般的です。使う塗料によって違いというものがありますが、できるならば最低でも2回塗りを行う方法で強い塗膜を作ることができます。外壁塗装の作業に入る前には窓ガラスや換気扇など、塗料が付いては困る部分に対してマスキング処理を行うことも基本的なことで、マスキングテープとビニールシートを使うと簡単に作業を開始できます。
外壁塗装を行う際、安価な見積もりを出してきた業者には注意が必要
家やマンションなどの建築物の外壁塗装は定期的に行わなければなりません。美観的なことのみならず、壁を構築している主素材を環境外乱から守る意味からも必要があるのです。台風などの風雨・海岸などからの塩害・雪など環境の外乱は容赦なく外壁を攻撃し、侵食していきます。最低でも10年に一度は外壁塗装を行わないと建物の内部に、深刻な悪影響を及ぼすと言われ、これを未然に防ぐ為に外壁塗装はしっかり定期的に行う必要があります。
使用する塗料には、耐用年数や遮熱効果などの有無によって性能や価格の差が存在します。塗装業者は大小さまざまあり、見積もりを提出してもらうと料金にも大きな差がある場合があります。性能の良い塗料で施工する場合は価格が高くなり、そうでないときは安価になる傾向なのは会社の大小には関係ないことです。しっかりと下地処理をし、性能の良い塗料を使って重ね塗りを行う本来の工程を行えば、どの会社・業者でも費用に大きな差は出ないものです。もし工事工程内容を見て、明らかに他の塗装店より安価な見積もりを出してきたら何かの費用を削って実現しようとしています。それは安い性能の良くない塗料を使うことだったり、下地処理を手抜きしたり、重ね塗り回数を省略したりだと思われます。安くなることはユーザーにとってはありがたいことですが、外壁塗装を行う場合、安くできる理由を確認してから実行に移すようにしたいものです。