外壁塗装をDIYで
建物に必要なメンテナンス
住宅を建てると定期的に外壁の塗装を行うことが必要だとされています。それは外壁の塗装が直射日光や雨風にさらされて少しずつ劣化していくからです。
日本の住宅は木材でできていることが多く、建物を傷める一番の原因は水の侵入です。水が入ってくると家を支えている木材が腐ったり、湿った木材にシロアリが繁殖し木を食い荒らす可能性が出てきます。
日本は雨が多く、その雨によって建物が傷むのを防いでくれているのが外壁なのです。ですから家を長く使い続けるには外壁塗装は必要なメンテナンスであると言えます。
一般的に外壁塗装を行うのは家を建ててからだいたい10年から15年に一度とされていますが、それより短い年月でももし外壁にヒビが入っているのを見つけたり、外壁を指でこすってみて白い粉がついてくるようであれば、それは塗装が劣化しているというサインなので家を建てた工務店や塗装のプロに相談することをお勧めします。
外壁の塗装は家を守ってくれているのです。
外壁塗装費は工務店との相談しだいで自治体から助成金が出ます
外壁は雨漏りや塗料の劣化から守るため、10年から20年ごとに塗り替えるのが良しと言われています。
外壁塗装の相場は50万円から120万円と住宅の大きさによって幅がありますが、耐紫外線効果のある塗料を使用するなど省エネルギーにつながる修繕工事と認められれば、自治体から塗装費用の助成金が出ることもあるので塗装工事を依頼する工務店とよく相談するのが得をするコツです。
外壁塗装の助成金を出すためには自治体が認めた工務店でないと申請が認められないことが多いので、依頼先の工務店等が認められている業者かどうかを確かめてから依頼しましょう。
2004年に景観法で新築の家の外壁は周辺と調和する色彩であることが定められてから、黄みっぽい白や黄みっぽいグレーなど暖色系高明度の外壁が多くなりました。外壁の色が周囲から浮いているため外壁塗装をしたいなどの場合も、耐候性のある塗料を使用すれば修繕工事でなくとも省エネルギー改修工事と認められて助成金の対象になることもあります。